これは渋滞ですか?いいえレースです。
あ、どうも。ナガマサです。レース直後に更新できればよかったんですけどグーグルフォトから投稿できない謎現象が続いてるせいで写真集めるのサボってました。
3/21、大和奈良ハードエンデューロに参加してきました。入門クラス、といっていいのか分かりませんが、比較的カンタン(であるとされる)な“さわやかクラス”での出場でした。
このハードエンデューロというのはオンロード勢からはヒジョーーーに理解を得られ難いレースでして、「オフロードバイクでレース出ますねん!」と行っても「ああ、モトクロスやってんのか!」と返されるようにモトクロスの知名度に完全に食われてます。
そりゃそうですよね。徒歩でも登れない崖を登ったりバイクごと転げ落ちたりするんですもん。木にぶつかったり、バイク投げちゃったり、クランクケースに穴開けたり、バカみてぇな岩場走ったり…。なにより説明してて一番ビックリされるのが「頻繁に渋滞が発生する」ってことなんです。
「なにそれ頭湧いてんじゃないですか?」と思った皆さん、ご安心下さい。簡単に解説します。
書き連ねた通りハードエンデューロとは、モトクロスのように土を盛ったりしたコースを走るのではなく、自然の地形を走破し、クリアタイムであったりラップ数を競うレースなんです。言わば林道ツーリングを思いきり難易度上げたようなものだと考えていただければ大体それで合ってます。
では写真を添えて、ちょっとだけ「こんなレースだよ」というのを紹介しますね。
これはスタート直後の写真ですが、既に渋滞してますね。
ここはセクション名“吉野川”。デカすぎる岩がゴロゴロしてる上に常に水が流れてて上手くラインを見つけないと体力と時間をどんどん消耗します。吉野川こそ会場である奈良トライアルマウンテン(通称 奈良虎)の目玉セクションで、僕みたいなオフロード初心者を確実に殺しにきます。第一セクションでもうヘトヘトです。右の写真は一緒に出場した友人のカメラが捉えた僕の後ろ姿ですね。
これは直角みたいな下りでフロントからスベってコケて、フェンダーとタイヤの間に木が挟まった地獄の風景を捉えた貴重な写真です。この状態から復帰するにはバイクを坂の上方向に引き上げてなおかつ鬼勾配の下り坂で起こす作業になります。重労働とかいう次元じゃないです。地獄でも使えるレベルの罰です。
カメラ越しにも伝わるこの斜度、分かりますか?しかも助走がほぼ取れないんです。自慢じゃないですが、ここは一発クリアです。PWKのパワー、ATVタイヤのグリップ、8センチロンスイの捲れにくさが相まって、無助走からでも余裕のクライムでした。
ほんの4枚の写真でしたが少しはハードエンデューロの魅力が伝わったでしょうか?TWでもここまで出来る、ということが伝わったでしょうか?
レース参戦はこれでたったの3戦。まだまだド初心者のナガマサをこれからも生暖かい目で見守っていただければ幸いです。
ツイッターアカウントではこれ以外にもいろんな写真やらアップしてますので良ければご覧になって下さいまし。